大阪で買っちゃいました
初回投稿日時: 2004年10月05日21時18分11秒
カテゴリ: Anime 雑談
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大阪で我ながら、何を買ってんだ……いやね、実物を見るとつい。
この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。
現在、XHTML 1.0 (もどき)から、HTML5なコンテンツに修正中です。古い日記は修正が完了していませんので表示が崩れます。 順次、修正していく予定ですのでしばらくお待ちください。
大阪で我ながら、何を買ってんだ……いやね、実物を見るとつい。
突然、日本人ということで振られた話題。 元の問題が何で、現在どうしたいのかイマイチよく分からない。
修正された。
fixedとなった。
できたてのNightly Buildで確認してみたところ、確かに表示可能になっている。 ただし、RTLのテストケースはなんだか挙動が怪しい。
regressionだったが、修正された。
URLが見難かったバグが修正された。
このバグはフィッシング詐欺にも使えそうなぐらいに問題のあるバグだったが、日本語版(東アジア?)のWindowsでしか再現しないということから理解が得られずに放置されていた。 斉藤さんに感謝。
Bug 2497の斉藤さんのパッチの副作用で発生したバグ。 XULのテキストフィールドがやたらと高くなってしまっていた問題。 すでに修正されている。
問題は行高を求める関数に渡すパラメータが不正だったことが問題の様だが、David Baronによるとそのパラメータ自体がXULの場合に誤って設定されていることが原因の模様。これに関してはBug-org 264063がオープンされている。
コンテキストメニューやツールチップが変な場所に出るという問題。
要するにクライアント領域の座標とスクリーン座標との混乱から発生していたが、修正されている。
開発者の無関心
が原因の一つと分析されていますが、私はそれよりも開発者の無知の方が問題だと思います。
何に対する無知かと言うと、やはり標準仕様に対する無知。
ActiveXやVBScriptのようなIEべったりの、Webで使うには問題外の機能を除けばHTML/CSS/Javascriptぐらいしか残らない訳ですが、どれも標準仕様が存在します(Javascriptに関してはどちらかと言えば、ECMA Scriptの仕様よりもDOMの仕様の存在が大きいでしょう)。
ですから、これらの仕様を正しく理解して開発すればバグだらけのIEへの対応をどうするかという話になり、MozillaやOperaのユーザが苦い思いをすることはないはずなのです。
あちらこちらの企業のサイトを見ているとDreamWeaverが生成したソースコードが非常に多くて、未だに問題のあるサイトが発生していることを考えるとDreamWeaverに開発者・デザイナが頼りすぎてる、DreamWeaverが現在の(標準準拠ブラウザにもに対応すべき)状況にそぐわないといった問題が考えられます。
前々から思ってたことなんですが、これで飯を食うなら、ツールに頼るなと言いたいものです。ツールは速くても年一回のバージョンアップですが、ブラウザはそれよりも速いペースで進化しています。今回のように、Firefoxの人気が急に高まると、ツールは次のバージョンアップまでの間、何の価値もなくなりますし、もしバージョンアップのための費用をケチって一年バージョンアップを先延ばしにしたり、ツールが次のバージョンアップでこのような問題に対応できなかった場合、更に酷いことになります。ツールはせいぜい、草案作りにしか役に立たない、その後、ソースを書き起こさないと使い物にならないというのが私の持論です。
また、それとは別に、興味があってPCをさわっているユーザの方が、仕事のためにPCをさわっている開発者よりも「進んでいる」のが浮き彫りな感じがします。
連絡するのを忘れてました。一部関係者は既知の話ですが、先週からMozilla Japanのスタッフに加わりました。
今後もよろしくお願いします。 > 関係者各位
パッチを書いてみたものの、メンバ変数mRect.width
に期待していた値が入っていない。
ソースを追いかけてもその原因が分からないので手詰まり。
Small Caps、もしくはJustify、または、letter-spacing、word-spacingのいずれかが0以外の場合、テキストの描画速度は低下する。
アドホックだが動くパッチが完成。 WinIEも、Operaも実装できていない、美しい日本語表示になっている。 Nightlyを追いかけている人は期待して欲しい。 近日中に本家にパッチを提出するつもりだ。 (残念ながら、まだUnicodeの文字の一覧表とにらみ合いをしなければならないのでもう少し時間がかかるかもしれない)
なお、テストのためにWebStudioのp要素をtext-align: justify;
にすることにする。
最初のパッチが完成したので、justifyお試し版(Windows版)を用意してみた。
たまたまダウンロードしてなくて当たらなかったが、最新のNightlyは壊れている模様。
Mozillaのインストーラのビルドにようやく成功。 失敗の原因はcygwinのperlを使っていたことだった模様。 Active Perlなら大丈夫でした。
確かにドキュメントには駄目だった様に書いてますが、該当のバグは修正されてるのに未だに駄目だったんですね。
インストーラをビルドできるようになったので、パッチを作成して提出してみた。
text-justifyプロパティを実装できるんじゃないかと考えて、とりあえずそこだけ翻訳。 inter-clusterがよく分からない。
Flashの保存などに便利なこのバグがようやく修正された。
Bug 3714とともに、こちらの問題も修正されている。
26日のWindows版が起動しなかったのはこのバグ。修正されて、27日のものは起動できるようになっている。
国際化問題がクリアできないので、text-justify: auto;
(初期値)の場合に日本語で両端揃えを実行するのは無理なような気がしてきた。というか、私が乗り気ではなくなってきた。IEに倣って、text-justify: inter-ideograph;
の場合にのみ両端揃えにした方が良さそうだ。
修正完了。ただし、オフィシャルビルドではテストしていないので31日以降のビルドで誰かテスト結果を報告してほしい。