Bug-org 1208977 [TSF] [e10s] Candidate window position is sometimes at the top-left of screen at using MS-IME for Japanese on Win7
初回投稿日時: 2016年01月30日10時36分35秒
カテゴリ: e10s IME Mozilla Core Mozilla45 TSF Windows バグ修正
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e10sモードかつ、TSFモードの場合、MS-IMEをWindows 7で使っていると、時々候補ウインドウが画面の左上に表示されるというバグです。
原因は、Windows 7に標準で搭載されているMS-IMEのバグで、ITextStoreACP::GetTextExt()
でTS_E_NOLAYOUT
を返すと、即座に候補ウインドウを画面左上に表示してしまうというものでした。Windows 8以降に搭載されているMS-IMEのサジェストウインドウ位置がおかしかったバグと同じです。
MS-IMEのサジェストウインドウはWindows 8以降で実装されたものなので、以前の修正でハックを入れるのをWindows 8以降に限定していましたが、副作用の少ないハックですので、OSのバージョン制限を取り払って、MS-IMEなら常にこのハックが動作するように修正しました。