Bug-org 1177388 [e10s] ContentCache should be separated as two clasesses
初回投稿日時: 2015-06-30 22:33:24
最終更新日時: 2015-06-30 22:35:59
カテゴリ: e10s Mozilla Core Mozilla41 バグ修正
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ContentCacheの初期実装時には、親プロセスのみで利用されるべきメンバと、子プロセスでみ利用されるべきメンバをコメントや、ContentCache::mIsChromeでバグを検出するようにしていました。しかし、親プロセス側にメンバを大量に追加する必要が出てきているのと、mIsChromeは親プロセスでtrueになるわけではなく、chromeプロセスでのみtrueになるようになっていたため、B2Gで利用されているネストされたマルチプロセスではうまく動かなくなっていました。これらの問題を修正するためにクラスを親プロセス用と子プロセス用に分離する必要が出てきました。
この修正により、どちらのプロセスでも利用する共通のメンバをContentCacheで定義し、親プロセス用にはContentCacheInParent、子プロセス用にはContentCacheInChildを定義し、それぞれが必要なメンバのみを定義・実装するようになりました。これにより、chromeプロセスかどうかで動作を変える基準になっていたmIsChromeも廃止され、シンプルなコードになっています。