この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

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もずはっく日記(2007年2月)

2007年2月3日

Bug 5526 [Cairo][Mac] font-size-adjustのサポート
初回投稿日時: 2007年02月03日01時41分42秒
最終更新日時: 2007年02月03日02時11分40秒
カテゴリ: CSS Mozilla Core
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Macでも実装完了。

しかし、どうも私の実装は間違っているのではないだろうかという感じがしてきた。仕様書の文言をイマイチ完璧に理解できていないのだが、

This property allows authors to specify an aspect value for an element that will preserve the x-height of the first choice font in the substitute font.

とある。どうも、font-familyの最初のフォント(ただしシステムに存在するもの)に対して調整を行って、二つめ以降のフォントには一つ目の算出結果と同じフォントサイズを適用すべきであるように読み取れる。(今のtrunkの実装はフォント毎にx-heightを調査して、別々のフォントサイズがフォント毎に設定されてしまう。)

the first choice fontは最初のフォントじゃなくて、コンテンツ作者が想定したフォントを意味するようだ。(他の段落の文章を読んでいるとそう読み取れる。しかしややこしい。)

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