この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

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もずはっく日記(2006年9月)

2006年9月30日

なんで他社のブランド、トレードマークにそんなにこだわるんだろう
初回投稿日時: 2006年09月30日17時33分12秒
最終更新日時: 2006年10月01日00時25分21秒
カテゴリ: Firefox Thunderbird
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事実確認はほとんど行っていません。takenさんからの情報を基に理解した内容で記述しているので誤解があるかもしれません。

saitonさんのところより

どうせだれかその界隈の人が解説してくれるだろうと期待していたが、上記 taken.s101 の他を不幸にして未だ知らない。

なんで、DebianのようなLinuxのディストロコミュニティが他社のトレードマークにそんなにこだわるんでしょう。 嫌ならFirefoxとしてではなく、名もないブラウザとしてビルド、バンドルすれば良いんですよ。 それも嫌なら、KHTMLという代替もある訳ですし。

Mozilla Corporationは普通に、自社の財産としてブランディングの保護を行っている訳で、社会的には普通のことです。Firefoxという名前は使いたいけど、アイコンとかは使いたくない、というDebianの主張はただのワガママだと思いますが、間違っているのでしょうか? しかもFirefoxの場合、Firefoxとして出荷されるバイナリにはパートナーとの契約に基づいたコードが入ってる訳ですが、オフィシャルブランディングを使用しない場合、これも無効になってしまいます。これでは、パートナーからすれば話が違うという話になるでしょう。つまり、Debianのやってた事というのは、Mozilla Corporationの権利を既に侵害していた訳ですよね。

あげくに、プロダクトを馬鹿にするような名前を付けようというのでは、ただの子供です。そのくせ、Debianは自分たちのブランドを守ることには必死なようで、理解に苦しみます。自分達の権利は守りたいけど、他社の権利はどうでも良い、そういうことなんでしょう、今回の話は。つまり、コメントするのもばかばかしいぐらい幼稚なので何も書いてなかっただけです。

誤解されると嫌なのでちょっと追記。

私は別に、Debianや他のLinuxがFirefoxという名前を使わないことを(立場もありますし、また純粋に一ファンとしても)残念とは思っても、別に不満は無いです。その自由さこそが、フリーソフト、OSSの魅力ではないかと思うわけですし。

今回の件は、今のところ、Debianが自分たちの思い通りにならないことに対して、不満を言ってるようにしか見えません。そこが非常に不愉快なだけです。

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