OKボタンの位置
初回投稿日時: 2005年12月29日04時16分11秒
カテゴリ: HTML Software XHTML 雑談
SNS:
Tweet (list)
あたりについて。
アプリケーションの場合、そのOSのデザインのガイドラインに従うのは当然だと思う。ユーザの慣れというのは、ユーザビリティにとってもっとも良い材料となるからだ。
Webアプリケーションの場合、位置はフォームの末尾であればどこでも良いと思う。 もし、送信以外のボタンがキャンセルボタンだとか、戻るボタンだとか、リセットボタンだったらWebアプリケーションにはそんなもの必要無いと思う。 送信ボタンと、他へのナビゲーション用のリンクがあればそれで良いのではないだろうか? (少なくとも、セッション管理を行っている複雑なWebアプリなら基本的には送信ボタン以外いらないはずだ。例えばbugzillaのように。)
そもそも、キャンセルボタンや閉じるボタンのたぐいを置くのは、ユーザの断りもなく新しいウインドウを開いて別ウインドウで入力させたから、必要になった無駄なものだったり、特に使い道のあるリセットボタンを習慣で置いているだけなんじゃないかという感じがする。
それ以外で、こういう問題が発生しそうなのは、入力内容の確認画面でのフォームへと戻るボタンだろうか。しかし、私はこれも必要ないと思う。確認画面と共に、修正フォームをその下へ読み込ませておけば、ユーザの手間を一回分減らすことができるし、送信(確定?)ボタンは、確認内容の下に、(戻るボタンの代わりになる)修正ボタンをフォームの下に置くことで、混乱を減らすことができる。(本来必要ではないかもしれない修正用のフォームを送信するのはネットワーク的には好ましいことではないかもしれないが、所詮テキストデータなので、サイト内の画像のひとつでも削減した方が、よりマシになるというものだろう。つまり、気にすることは無いと思う。)
掲示板等でプレビューと、送信を両方に並べる必要もこれで解消される。ポスト時には一回はプレビューさせる、という方がアプリの性格上、良いと思うので、最初のフォームからは送信ボタンそのものを削除してしまい、あとは前述の確認画面の要領にすれば良いだろう。
ボタンの配置で悩むよりも、ボタンを(一カ所につき)一つにしてしまうことを考える方が、よりスマートだと思う。