この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

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もずはっく日記(2005年9月)

2005年9月15日

Bug-org 307545 CSS text-align: justify makes win32-based screen readers slow
初回投稿日時: 2005年09月15日01時15分21秒
カテゴリ: Mozilla Core
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見た目のために、理屈と違うことをするとツールが混乱するよ、という良い例。勉強になるなぁ。

Windowsのスクリーンリーダはテキストを出力するAPIをフックして読み上げを行っているようなのだが、Geckoはsmallcaps、wordspacing、letterspacing、justificationの場合には、一文字ずつ(これは1.9で一グラフィームクラスタずつに改善される予定)位置調整してテキスト(というか文字)を出力する。つまり、文字数の分だけ問題のAPIが呼び出されるので期待通りにスクリーンリーダが動かない、ということだ(重くなるだけか? スペルとかは大丈夫なのか? スペースは出力されないぞ?)。

趣味や仕事で不特定多数の人が使う可能性のあるアプリケーションを書いている人は気をつけよう。

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