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もずはっく日記(2016年2月)

2016年2月7日

regression (後退バグ)の報告は早ければ早いほどよい
初回投稿日時: 2016年02月07日00時05分26秒
最終更新日時: 2016年02月07日00時23分17秒
カテゴリ: Firefox Mozilla Core
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先日、いつものようにNightlyを更新してみると、見ているページをTwitter等のSNSでシェアするための"Share this page"ボタンをクリックしても、SNSを選択するポップアップが開かないregressionが発生していることに気付きました。

普段から、高頻度で利用している機能だったので、かなり不便でしたから、Browser Consoleでボタンをクリックする度に出てくるJavascriptのエラーと共に、即、regression報告しました(Bug-org 1244647 - "Share this page" button doesn't open its popup due to ReferenceError: DOMParser is not defined in microformat-shiv.js)。

報告から8時間後に担当者の目にとまり、それから2時間半でパッチが提出され、レビューに入りました。そして、報告から36時間半後にツリーに修正パッチが入り、mozilla-centralに半日後にマージされ、修正に至っています。

報告から2日ほどでパッチがmozilla-centralまで行き、そこから遅くても24時間ぐらいで修正済みのNightlyビルドがリリースされますので、なかなかのスピードでした(報告したのが日本時間での一般的な活動時間ではなく、担当者のタイムゾーンの活動時間に報告していたらさらに短い時間で解決していたでしょう)。

開発者からすると、なんらかの修正を入れた直後にそのregression報告が来ると、担当は他の仕事に移りきる前にregression対応ができますし、何よりも、変更した内容に対する記憶が鮮明ですので、心当たりがある状態で調査するのは非常に効率が良いのです。

そういう訳で、regressionはできる限り早く報告すると、素早く対応してもらえる可能性があり、そもそも、対応してもらえる可能性が高いということを覚えておいてもらえたらと思います。

(もっとこまめに見つけたバグの原因のあたりをつけるよりも前に報告しないといけないなと思いつつ、できていないので、自戒を込めて……)

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