Bug-org 1188442 Fix IMMHandler.cpp compilation on mingw.
初回投稿日時: 2015年08月09日11時51分47秒
最終更新日時: 2015年08月09日11時52分18秒
カテゴリ: IME Mozilla Core Mozilla42 Windows バグ修正
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Bug-org 1184449の修正によるregressionです。Bug-org 1184449では、IMMHandler
が選択範囲をmSelection
に可能な限りキャッシュし、負荷を減らそうとしました。しかし、実際にはキャッシュすることも出来ていなかった上にmingwでのコンパイルエラーの原因になってしまっていました。
前回の修正で、フォーカスを持っている間は、IMMHandler::GetSelection()
で、mSelection
を返し、それ以外の場合は一時的なインスタンスを返すようにしていました。しかし、単純なミスで、この戻り値がSelection&
ではなく、Selection
だったため(一時的なインスタンスを返す必要があったため)、実際にはmSelection
が動作していませんでした。また、元々はSelection&
としてパッチを書き始めていたため、戻り値の受け取り側は全て、Selection&
として受け取っていたため、mingwではコンパイルエラーになっていたのです。
今回の修正で、戻り値の型を元通り、Selection&
とし、一時的なインスタンスの代わりに、メソッド内で定義した静的なインスタンスを利用するように修正しています。