Bug-org 680320 After upgrading to Thunderbird 6, Japanese signature text attached from a file turned into garbage characters
初回投稿日時: 2011年10月12日17時38分48秒
最終更新日時: 2011年10月12日18時21分14秒
カテゴリ: Thunderbird バグ却下
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Mac版のThunderbirdで署名のファイルをShift_JISで保存している場合、メール作成時に署名が文字化けする、というバグです。
mozilla-centralでは、レガシーなAPIの整理が逐一行われていますが、修正されたAPIのうちのひとつで、comm-centralのTbでのみ他では使っていないパラメータを使っていたため、mozilla-centralでの修正時に気付かなかったというのが原因です。追記: API自体の修正ではなく、API内部の処理の単純化が原因でした。
Macは唯一、ユーザが日常的に使うエンコーディングとシステムのデフォルトエンコーディング(ファイルパスやクリップボード等々)が食い違うプラットフォームです。この前者のエンコーディングを取得する方法が結果的には無くなってしまいました。
修正するには同様のAPIを追加するか、ローカライズ時に各言語版ごとにひとつ追加のエンコーディングを指定できるようにするか、といった、そこそこ大きな修正が必要です。ですが既にTbには署名のエディタが付いていますし、Tb6、Tb7と2バージョンにわたって発生している問題なので、問題の出た全てのユーザは既にエディタで作り直したのではないかと思われます。そういった理由からこのバグの修正自体をあきらめることになりました。
なお、システムデフォルトのエンコーディングであるUTF-8で作成された署名ファイルは引き続き利用可能です。