この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

現在、XHTML 1.0 (もどき)から、HTML5なコンテンツに修正中です。古い日記は修正が完了していませんので表示が崩れます。 順次、修正していく予定ですのでしばらくお待ちください。

もずはっく日記(2009年8月)

2009年8月21日

Bug-org 486735 Verdana.ttf gets a very thick underline with spelling errors
初回投稿日時: 2009年08月21日02時09分24秒
最終更新日時: 2009年08月21日02時13分30秒
カテゴリ: Mozilla Core バグ修正
SNS: (list)

サマリから分かりにくいのですが、スペルチェッカーの下線の太さはフォントや、その書体に依存すべきではないというバグです。

スペルチェッカーの下線のスタイルを各OSで一般的なものに変更しましたが、その時にCSSのtext-decorationと同様にその太さがフォントにあわせて可変な実装を行いました。ところが、波線では太くなってしまうと非常に見づらくなる、という問題が発生してしまいました。

この修正で、デフォルトフォントサイズの1/20のサイズで下線を常にレンダリングするようになっています(Macはその倍)。ただし、現在問題のある環境等は少ないと思いますが、デフォルトフォントサイズが大きく、実際のレンダリング結果のサイズがそれを下回る場合には、実際のフォントサイズの1/20を採用するようになっています。

1.9.2 branchへの許可を取ることを予定していますが、これでGecko 1.9.2以降の新しいスペルチェッカーの下線の問題はひとまず収束したはずです。

ちなみに、IMEの下線の太さは変わらずフォントに依存します。IMEの下線の色は大抵、文字色が使われている、漢字の口のようにフォントによっては下線が隠れがちな文字が多々存在している、他のアプリでもIMEの下線はフォントサイズに応じて太さを変更している、というあたりがその理由です。

関連するかもしれないエントリ

bug-org 486735を含むエントリ

このエントリへのリンク元

このエントリを参照しているURIはありません。