ビルド環境をi-RAMへ
初回投稿日時: 2007年02月28日02時43分13秒
カテゴリ: Mozilla Core
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この前、ワゴンセールで見かけて、調子に乗って買ってしまったi-RAMにcygwinを入れてビルド時間の短縮を図ってみた。
既にソースとビルド先はi-RAMに移行していたのだが、make.exeやsh.exeが大量に起動と終了を繰り返しているようなので、cygwin自体をi-RAMに移動したらさらに高速化できそう、というのでやってみた。(vista環境だと高価なi-RAM使わなくても安価にReadyBoostで高速化できるかも?)
まず、既存のcygwinを手でアンインストール(アンインストーラなどという生やさしいものは存在しない)。そしてi-RAMに最新版をインストールして、make.exeだけひとつ前のバージョンに戻す。これであとは素直に動作するはずだった。だが、実際にやってみると、:No such file or directory: mozilla/mail/config/mozconfigなエラーが出てビルドが始まらない。もちろん、該当のファイルは存在するし、catで表示することもできる。
結局原因は自前のmozconfigがCRLFだったことだった。今までいくつか作ったビルド環境では問題無かったし、同じバージョンが入っているVista環境でも問題が無いので謎。
実際に高速化するかどうかは分からないが(新しいcygwinは遅くなってるという書き込みをmozillazineで発見)、かなり無音に近いビルド環境になってきた。Visual Studioもi-RAMに入れられれば良いんだと思うが、そこまでの予算などもちろん無い。