Bug 4119 [MS-IME] 詳細なテキストサービスを無効にしてMS-IMEを利用していると、ポップアップウインドウが一瞬で消える
初回投稿日時: 2005年01月15日12時41分06秒
最終更新日時: 2005年01月15日12時43分29秒
カテゴリ: Mozilla Core
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修正完了。
原因は、「詳細なテキストサービス」が無効の場合、MS-IMEがフォーカスを移すたびに不要なWM_GETMINMAXINFOメッセージをフォーカスを取得したウインドウに送信していたため。 WM_GETMINMAXINFOはウインドウのサイズが変更される際にトップレベルウインドウが受け取るもので、本来、それ以外のウインドウが受け取ることはない。 そこで、トップレベルウインドウ以外がこのメッセージを受け取った場合には無視するように修正している。
ところで、「詳細なテキストサービス」をオフにしているとMS-IMEのこのバグ(?)のため、フォーカス移動に時間がかかるようになる。顕著なのが、ブラウザのキャンバスがフォーカスを持っている時にメニューを開こうとした時だ。この時、ワンテンポ遅れてメニューは展開される。
XULのメニューの展開が遅いと文句を言う人で「詳細なテキストサービス」を無効にして、MS-IMEを利用している人は、それは文句を言う相手が違う。悪いのはMS-IMEである。
「詳細なテキストサービス」を無効にしたい人はATOK等、他のIMEを利用することをお勧めする。とりあえずATOKではこの問題が発生しないことを確認している。