Mozilla Developer Meeting
初回投稿日時: 2006年03月05日02時22分07秒
最終更新日時: 2006年03月05日02時24分43秒
カテゴリ: Firefox
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Mozilla Developer Meetingにお越し頂いた方、ありがとうございました。 できるだけペースを上げてまた開きたいですね。
それはさておき、Piroさん、本当にすいませんでした。
そしてそうこうするうちに時間が終わってしまい、僕が呼ばれた理由だったはずの拡張機能関係の話は全く話題に上らなかった。これならセミナーが終わった段階でその日のうちに帰ってもよかったかなあと思ったりして切なかった。
今後はこんなことが無いように問題として挙げておきます。Piroさんの話を聞くために来ていた方にもお詫びします。本当にすみませんでした。
拡張機能なんて仕組みがあるせいで、開発者が本家に貢献しなくなってるんじゃないのか
これも言いながら「ヤバ」と思ったんですが、気分を害されてたらすみません。本心ではありますが、別に拡張作者を責めているつもりはないのでそこだけ誤解なきようお願いします。(だって、私もボランティアで機能追加したかったら本体への組み込みよりも何の制約も無い拡張を選択しますから。)
ただ、拡張というFxとTbの最大のウリが皮肉にも本体への貢献者を減らしているのは事実だと考えています。要するに私たちは拡張の作者と密に連携して(当然、拡張作者が拒否しなければ)特に人気の高い拡張は本体に組み込んで行くべきなんでしょうね。まだまだ努力が足りていないとは思いますが。
で、ちょっと気になったのが、これじゃ勝てんぞ!!で書かれてた、
Firefox のシェアをどう増やしていくのかと言う話の下りでですね、何故か開発者が不足しているからシェアが延びないという話になって、いかにプログラマをうぬんかんぬんという話題にうつったのだけどね。
って、そんな話になりましたっけ? 私がとりあげた開発者不足の問題は全般的なことと、日本人が困るバグの修正速度が遅いこと、これに対する提起のつもりでシェアの話とは関係ないつもりだったのですが……
ただ、ゆきちさんがコメントつけられているように、下手にシェアが急増したとして、その時に開発者不足から不信感を多くのユーザに与えてしまうのではないかという懸念は確かに持っています。
あと、もじら組との関係は別に悪く無いですよ。そもそもMozilla Japanは、任意団体のもじら組ではできないことを担当するために設立されたという側面も非常に大きいのでお互いに無いと困るというのが現状ですし。ちなみに、人材、マンパワーといった面から見ると、Mozilla Japanよりももじら組の方が遙かに大きな組織だったりします。
それから、えむもじらより。
以下の記事のバグがそれらに該当するものでしょうか。
その通りです。リリースが近づいたら、再度全ての情報をここにまとめるつもりです。
最後に、いつもお世話になってる小池さんより。
このミーティングには正直なところ私は苛立ってしまった。日本でのFirefoxのシェアはなぜ伸びないのか、開発への貢献をどうやって増やしていくか、といった議論が中心で、技術的な中身がほとんどなかったからだ。
期待を裏切ったようでごめんなさい。技術的な中身としては何を期待されていたのかできればメールでも、blogでも良いので具体的にお聞かせ願えますか、次への参考とさせて頂きます。
Bugzilla-jpにはLinuxユーザーが少ない、とも話していたが、私の頃にはLinuxユーザーが多数派だったような気がする。
そうだったはずです。私がBugzilla-jpに本格的に参加する時に、ようやくWindowsのテスタが確保できた、みたいな話になってましたから。このへんの古参で現在も活動されてるのは大島さんだけなので昔のメンバーはほとんど消えてしまったと言えますね。それ以降、Linuxユーザが参加するよりもWindowsやMacのユーザの方がより多く増えたということだと思います。このへんは単純に母数の問題なのかもしれません。
中野さんはフルタイムの開発者なので私とは違うだろうが、Bugzilla-jpの運用に関わりすぎると私と同じ穴に落ちてしまいかねない。気をつけてほしいと思う。といっても代わりがいなければどうしようもないのだが。
この辺は身にしみて分かっているつもりです。ただ、バグ修正の方法というか、ネタというか、それを考えるのにかなり時間がかかるのでハックモードと、トラッキングモードとでもいうか、パッチ作成ばっかりやってる時期と、運営やバグ管理ばっかりやってる時とが交互にあるので、まあそれなりにバランスはとれているつもりです。(何より、パッチばかり書いてても気が滅入ってくるので、良い気晴らしにもなります。)
何はともあれ、色々と反応があって嬉しく思います。本当にありがとうございました。 そして、重ね重ね、Piroさんの時間が無くなってしまった件については、Piroさんと、参加者の方々にお詫びいたします。本当にすみませんでした。