この日記はMozillaのプロダクトへの貢献者としての私の成果を中心に、気になったバグやWeb界隈の話題について書いていますが、 断り書きがある場合を除き、いかなる団体のオフィシャルな見解ではありません。あくまでも個人的なものです。 Mozilla Foundation、Mozilla Corporation、及び関連企業の公式情報ではないことに注意してください。

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もずはっく日記の検索結果

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タイトル 最終更新日
内容(最初の段落のみ)
Bug-org 692145 Firefox Crash [@ nsTextFragment::CharAt(int) ] 2012年08月08日
IMEで入力中に希にクラッシュすることがあったバグで、Firefox 12で修正したものですが、ようやく、Firefox ESR 10での修正許可が下りました。10.0.6esrで修正されています。
Bug-org 694913 crash nsIMM32Handler::OnMouseEvent 2011年10月31日
実際に発生する要因が全く分からないクラッシュバグです。 (続く……)
Bug-org 477291 Should not send keypress event before calling interpretKeyEvents 2011年10月07日
Mac版のGeckoは [NSResponder interpretKeyEvents:] を呼ぶ前に keypress イベントを発行すべきではない、というバグです。先のバグ修正の解説にもあったように、アプリケーションに対してまずは [NSResponder keyDown:] にキーイベントが渡され、これを [NSResponder interpretKeyEvents:] 経由でIMEに処理を渡す、というのがCocoaのキーイベントの基本的な処理です。逆に言うなら、 [NSResponder interpretKeyEvents:] を呼び出してみなければ、そのキーイベントがIMEによって利用されるのか否かが分かりません。ですので、その使途不明なキーイベントを先に keypress イベントを発行することでWebアプリケーションや、Geckoのエディタ等がそのキーイベントを処理してしまうと、IMEに渡るべきキーイベントが渡らなくなったり、アプリとIMEで二重に処理されてしまうことになります。Geckoは 何故か 文字入力を行わないキーと、 Control キーが押されている場合には keypress イベントを先に発行する、ということを意図的に行っていました。 (続く……)
Bug-org 685073 Manage nested key events for IME 2011年10月06日
Cocoaのキーイベントは、 [NSResponder keyDown:] が呼ばれて、その時に [super interpretKeyEvents:] を呼び出すとIMEにキーイベントを引き渡すことができますが、原理上、 interpretsKeyEvents を呼び出し中にIMEは keyDown を再度呼び出すことが可能です。そのような挙動を実際に確認していませんが、もし発生するとGecko内部の処理が破綻するので処理中のキーイベントを配列で管理するように修正しています。 (続く……)

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