Bug-org 960866 Make nsEditor store composition with TextComposition
初回投稿日時: 2014年02月22日14時14分53秒
最終更新日時: 2014年02月26日15時51分56秒
カテゴリ: Mozilla Core Mozilla30 バグ修正
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今まではIME関係のイベントの配信状態を管理しているだけだったmozilla::TextComposition
クラスをnsEditor
で利用して、より、シンプルな設計にしようというバグです。
この修正によって、nsEditor
内部でのみ管理していた未確定文字列の状態等の一部が、mozilla::TextComposition
側で保存されるようになり、エディタ以外からもnsIWidget
やnsPresContext
からインスタンスを取得して参照可能になっています。
一方、nsEditor
は、compositionstart
イベントを受け取った場合にmozilla::TextComposition
をstrong referenceで保存し、compositionend
イベントを受け取った際に、解放するようにしています。そしてこの間は、mozilla::TextComposition
側にもハンドリング中のエディタへのweak referenceが保存されているので、相互参照可能になっています。