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もずはっく日記(2005年12月)

2005年12月30日

ボタンの並び
初回投稿日時: 2005年12月30日04時00分23秒
最終更新日時: 2005年12月30日04時13分22秒
カテゴリ: HTML Software XHTML XML 雑談
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「××と云ふファイルを削除しますか?」みたいな單純な選擇の場合、この方式は使へない。

削除するのだけをボタンにしておいて、戻るのをリンクにしておけば良いのではないだろうか? メッセージの雰囲気からして、高度にセッション管理を行っているWebアプリの問いかけのように見える。 それなら、戻るのはブラウザの「戻る」でも良いだろうし、リンクでも十分なはずだ。 何も、戻る時に追加の情報をポストする必要がない、という前提ではあるが、Cookieでセッション管理していれば大抵、そういう状況だと思う。(そもそもセッション管理をinput[type="hidden"]等で行うべきではない。改竄が容易というのもあるし、もしCSS3のcontentappearanceが実装されると、簡単にブラウザ上にこの要素をinput[type="text"]のように表示してデータを変更して送信し直せる可能性が高いからだ。Cookieなら改竄できないかというとそういう訳ではないが、CSS3のこれらのプロパティはWebアプリケーションにとっては、驚異的である。また、単純に、リンクをページ間の移動手段として使えなくなるinput要素によるセッション管理は作り手にとって不便といわざるをえない。)

野嵜さんの、ボタンを一カ所に複数配置すべきではないという意見には基本的に賛成だが、実際問題、このようにデザインする、システム屋がいることは現実なので、これを仕様側で改善したい人がいれば、Web Forms 2.0のワーキンググループに投げてみると面白いかもしれない。たとえば次のような要素が思いつく。

confirm要素というのを作って、type属性で、OKとか、OKとキャンセルとか、様々なパターンを用意しておく。 UA側はこれを必要な個数のボタンに置換して、OSのガイドラインに従ったボタンの並び(携帯電話なら縦に並べられるかもしれない)、キャプションを表示可能としておく。このキャプションは変更できても良いが、並び方等の見た目は変更不可とすれば良い。 ついでに、ボタンごとに、送信先のURIを変更可能にすれば、アプリケーションの作成も楽になるかもしれない。

ちなみに余談だが、IMEの制御用の属性が欲しいということをワーキンググループに昔投げてみたが、需要が理解してもらえなかった。そこで、とりあえず今、Gecko1.9では-moz-ime-modeプロパティの実装を急いでいる。CSSで対応する、というのはちょっと自分でも納得いかない部分はあるのだが、ユーザスタイルシートで上書きできるというメリットが捨てがたいのと、Web Formsでゴーサインが出ても、ブラウザのデフォルトスタイルシートを書き換えるだけで実装できてしまうというのは大きい。私はWeb Formsのワーキンググループに国際化に関する専門家がいるように思えないので、興味のある人は論争してみると面白いと思う。

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