Bug 2715 ファイルの保存ができない(compreg.datの再構築に失敗?)
最近のNightlyBuildでファイルをダウンロードしようとするとテンポラリファイルにアクセスする際にエラーが出る問題。
一時的なバグかと思っていたら数日たっても解決されないので本家で調べているとちょうどてんぷるさんからBugzilla-jpにも報告があったので担当することにした。
今回の問題もcompreg.datの再構築に関するバグのようだ。
最近のNightlyBuildでファイルをダウンロードしようとするとテンポラリファイルにアクセスする際にエラーが出る問題。
一時的なバグかと思っていたら数日たっても解決されないので本家で調べているとちょうどてんぷるさんからBugzilla-jpにも報告があったので担当することにした。
今回の問題もcompreg.datの再構築に関するバグのようだ。
Windowsのマウスドライバに存在するポップアップしたダイアログのデフォルトボタンに自動でカーソルが追尾する機能の実装要望。
手元の環境ではDelphiのVCLベースのGUIでも機能しないのでMFCのウインドウクラス名をドライバが意識しているだけの動作と思われる。
そのため、Mozilla側での問題解決は無理だろうと思ったし、本家でも当初難色を示していたようだが、 Bug-org 76053 Comment24でJim Song氏の提案した パッチ が(Mozilla側で)解決できることを示したため、本家も乗り気になったように見える。
OS側の機能をアプリケーション側でこのようにスマートに解決できるのは実にスバラシイ。 ソースコードを先に見ているとこのような感動はなかったと思うが(笑)
DelphiのVCLならこの機能は手軽に実装できると思う。 今度暇があれば試してみよう。
報告された時点で既にNightlyBuildでは再現しなくなっていた。
1.0Branchでの修正が確認されれば閉じられるだろう。
margin-bottomに負のマージンを指定した場合とposition:relative;かつtopに負の値を設定した要素が続いて出現する場合に同じ表示にならないという問題(?)
position:relative;の場合は正しい表示だと思うし、感覚的にはこれと同じ表示が前者の場合にも発生するはずだが、 今のMozillaではそうはならない。後続要素の背景とborderより手前に文字が表示される。
margin:0;を指定したブロックレベル要素を並べても隙間ができてしまうことがあるという問題。 なぜこんな見つけやすいバグが今まで見つかっていなかったんだ?
春永さんとWADAさんから思いの外たくさんのテスト結果が返ってきたので本家へ投げた。
WADAさんも小数点以下の端数がアヤシイと思われているようだ。
title閉じタグが直前にあるEUC-KRの文字でつぶれてしまい、ページが全く表示されなかった問題。
夜中に韓国のサーバ管理者にメールを出したら、朝早くに修正したとの連絡が。 日本の企業とは対応スピードが明らかに違う!!(^-^;
何故か何処でも話題にならないのでピックアップ。
個人的にはかなりこの問題の修正は大ニュースだと思う。 いわゆるインターネットアクセラレータと呼ばれる先読みソフトはインターネット全体のトラフィックを無駄に 増やしてしまうのでこれを使っている人のためにインターネットそのものの速度は低下してしまう、 というのは馬鹿でもわかる理屈。こんな機能をブラウザが搭載した、というのがある意味では問題ではある。
しかし、そういった問題は当然議論されているようで、その結果の折衷案として
<link rel="next" href="*">
のページを先読みするようにしたようだ。
現状ではあまり役に立たないかもしれないが、
Bug-org 102905
の動きも最近は活発になってきているのでこれが修正されれば徐々にlink要素が普及していくかもしれない。
ちなみにpref("network.prefetch-next", true);
で有効/無効を選択できるようだ。
全然気づかなかったのだがpropertiesダイアログが変更されたようだ。 今までよりかなり細かい表示ができるようになっているが、URIがリンクとして表示されなくなった。 Bug-org 167286による仕様変更のようだ。
これによる問題はあまり無いといえば無い。なぜならこのバグで言われている通り、機能を重複して持つ意味は薄いからだ。 しかし、Bug 2353 では問題で、完全にこれらのURIへのアクセスは裏技チックになってしまった(^-^;
そういえばもうひとつ、UIに変更が加わっている。 label要素の挙動だ。label要素はinput要素やtextarea要素とそれらのキャプションとなるテキストとの関係を定義する要素だが、 これをクリックすると関連したコントロールにフォーカスが移るようになっている。 昔はこの挙動だったが、いつからかフォーカス移動はしなくなっていた。
あとMozillaユーザにはおなじみ(?)だが、チェックボックスやラジオボタンに関連したテキストをきちんとlabel要素でマークアップしておくと、 これらのテキストをクリックすることによってチェックボックスやラジオボタンの状態を変更できる。 Windowsのネイティブアプリケーションと同じような挙動ができるわけだ。 ユーザのインターフェース統一に妙にこだわるMSのWindows版IEでは実現されてないのだが。。。。
WindowsのDDEに絡む問題。 大島さんやbaffclanさんの言うようにBug 529の通り、 Mozillaの仕様だ。Bug 529のDupとして解決した。